冬の気立ち初めて いよいよ冷ゆればなり 「こよみ便覧」より
秋が極まり冬の気配が立ち始める日である
二十四節気 立冬
11月7日は、二十四節気19番目の「立冬」です。11月7日~11月21日
次は「小雪」になります。
秋分と冬至の中間に当たり、「立冬」とは冬が始まるころです。
色付いていた山々の木々は次第に色あせ、木々の葉ははらはらと落ち、落ち葉となって土に還る時期です。
里山は冬枯れの景色へと移り変わります。
ちょうど今日、富士山で初冠雪が観測されたと発表されましたね。平年より1カ月余り遅れ、130年前に統計を取り始めてから最も遅い観測だそうです。
秋は終わり、冬になるのだなあと思いました。
冷たい時雨が降ったり止んだりを繰り返し、ひと雨ごとに冬へと近付いていくのです。
七十二候
初候
山椿開 つばき、はじめてひらく 実際は山茶花(さざんか)の花が咲き始める 枯れの景色の中、鮮やかに咲き誇る様子が華やか
次候
地始凍 ち、はじめてこおる 冬の冷たさが一層増し、大地は凍り始め、朝は霜や霜柱がみられることも 季節はいよいよ冬を迎える
末候
金盞花 きんせんか、さく 水仙の花が咲き、上品な香りが漂い始めるころ 「金盞」とは金の杯を意味し、黄色の冠を付けた水仙の花の別名
旬の物
食材
- ツクネイモ
- サトイモ
- レンコン
- サツマイモ
- マグロ
- 生ガキ
植物 生き物
- マヒワ
- お茶の花
- 山茶花
お天気も暦を見ているのでしょうか?今日から、ぐっと寒くなりましたね。二十四節気も当たるものだと思いました。散歩している方と「今日は寒いね。」と、お話しました。
干し柿を作りましたが、上手く乾燥させるのは難しそうです。