占いとは。。。自分マップ

中国式四柱推命

「当たる・当たらない」から自由になる占いの見方

中国式四柱推命が大切にしている考え方

占いに対して、
当たる・当たらない
という二極の感覚を持っている方は、今も多いかもしれません。

けれど、人生の出来事は本当にそんなに単純でしょうか。
時間が経ってから、
あの出来事は悪いことではなかった
そう感じ直すことも、誰にでもあるはずです。

人生万事塞翁が馬、という言葉があるように、
その瞬間には「良い」「悪い」と決められないことの方が、実は多いのです。

最近、私は
占いも同じではないか
と感じるようになりました。


「良い・悪い」という二極が占いを怖くする

占いの世界では、よく次のような言い方がされます。

  • 運気が良い・悪い
  • 相性が良い・悪い
  • 金運が良い・悪い
  • 仕事運が良い・悪い

こうした二極の表現に、
怖さや抵抗を感じて、占いそのものを敬遠する方も少なくありません。

私自身も、
いい・悪い
という言葉だけで人生や運命を語ることに、違和感を覚えるようになりました。


四柱推命における「運気」の本当の意味

中国式四柱推命では、
命式の格局、五行バランス、喜神・忌神
そして
大運(約5年ごとの流れ)
年運(1年ごとの流れ)
をもとに運気を読み解いていきます。

一般的に言われる
良い運気とは、喜神が巡りやすい時
悪い運気とは、忌神が強く作用しやすい時
を指しているだけです。

これは
命式に対して、五行バランスが取りやすいかどうか
という視点で見ているに過ぎません。


忌神が強い時に起こりやすい「傾向」

例えば、忌神の比劫が強く働くと、

  • 自分が正しいと思い込みやすい
  • 相手の気持ちより自分の主張を優先しやすい
  • 言葉が強くなりやすい

といった傾向が出ることがあります。

一方、比劫がほどよい状態であれば、
穏やかに人と関われる時期になります。

また、
喜神の比劫が忌神の財星を剋する流れでは、
収入が得やすくなる
金銭面が安定しやすくなる
といった傾向も見えてきます。

ただし、
それが必ず起こるわけではありません。

あくまで
起こりやすい流れ、傾向
が見えるだけなのです。


だからこそ「知っておく」ことが大切

あらかじめ流れを知っていれば、

  • 感情が強くなりすぎていないか
  • 言動が偏っていないか

を、自分で調整することができます。

占いは、
未来を決めつけるものではなく
人生を穏やかに進むための地図

そう捉えると、とても優しいツールになります。


五行バランスを整えるという考え方

最近よく使われる言葉に「バランス」がありますが、
四柱推命は、もともと五行バランスをとても大切にしてきました。

五行が偏っているから、運気が悪い
という見方はしません。

むしろ、
今、どの五行が強く出ているのか
どこに偏りやすい時期なのか

を客観的に知ることで、
行き過ぎを自分で調整できるようになります。


命式は人生の宝

命式表を見ると、
喜神が多く巡りやすい方
そうでない方
確かに、生まれ持った差はあります。

これは先天運なので、比べても仕方のない部分です。
大運や年運は後天運であり、ここからはいくらでも生き方が変わります。

命式が良い・悪い
という二極で見るのではなく、

自分の命式を
自分だけの人生の設計図
として大切に扱うこと。

そこに、四柱推命の本当の価値があると、感じています。


「当たる・当たらない」を超えた先へ

起こる出来事に、最初から意味づけをしなくていい。
いい・悪いと急いで決めなくていい。

すべてをニュートラルに眺めながら、
今の自分にできる最善を選んでいく。

そんな視点で四柱推命を使っていけたら、
占いは怖いものではなく、
人生に寄り添う静かな道しるべになるはずです。