命式で五行を比べてみる①

日干が丙の方の命式を、日本式四柱推命と中国式四柱推命で比べてみます。

日本式四柱推命での五行の数

丙(ひのえ)火の五行の方の命式です。

日本式四柱推命は、地支は蔵干のうちの１つだけしか使わないので、地支は3個しかカウントしません。

また、空亡を用いますので、年間の「子」（水）は空亡です。水は全てカウントしません。

月令は「木」ですが、木の地支は卯の木、１つだけになります。辰に含まれる「木」はカウントしません。

地支（根っ子）の数は、3個カウントします。

☆日干が丙で火、印星が木の五行です。印綬格の身旺で、よい五行は壬になります。

中国式四柱推命での五行の数

地支（根っ子）の数は全部で７個カウントします。

空亡は使いません。

☆中国式四柱推命では五行の点数（特に地支）を計算します。

五行の点数を計算すると、月令の「木」の五行の点数が最も多くなり、格局は従強格になります。

☆喜神は印星の木と比劫の火になります。この方の命式では、天干全てが喜神で強い命式と言えます。

日干の丙と同じ五行の火が地支にあったら、もっと強い命式になっていましたね。