はまきた産業祭に出店をしたところ、従財格のお客様がいらっしゃいました。
従財格とは
従財格は、日干が弱いので、身弱の内格かな?と、思ってしまいますが、財星がたくさんあり、傷官、官星、印星等がなく、正真正銘の従財格の方でした。
正真正銘ではなく、いろいろと混じっていて判断が付きにくいときは、慎重に判断をします。身弱の内格か、身弱の従格(今回は、従財格)では、喜神、忌神が反対になるので、注意深く命式を見ます。
身弱の内格の場合は、日干を強める必要がありますが、従財格の場合には、日干を強めないで、弱めることが必要です。
従財格の喜神、忌神
今回のお客様は、天干は日干の丁、年干、月干、時干は、正財の庚と偏財の辛ばかりでした。つまり、財星が3つあり、これは全て喜神でした。生まれながら、喜神を3個持っていらっしゃいました。何て、運のよい方でしょう。
そして、天干にはない戊、己の食傷、壬、癸の官星も喜神になります。
喜神も3種類あるなんて、いいですね。
忌神は、印星と比劫になります。
比劫は丙、丁、印星は甲、乙です。
身弱の内格の喜神は比劫、印星
忌神は食傷、財星、官星となり、真逆になります。
従財格の特徴
従財格の特徴はお金との関係性がいいと言うことです。
金銭を上手に扱うことのでき、マネージメント能力に優れ、経営にも向いています。
お金の巡りもよく、金銭運にも恵まれています。
つまり、お金の神様を自分が持っているような方ですね。
素晴らしいです。
お金が動くところで人も動きますから、人脈もあります。
お客様は、まさに、今までそんな感じだったようで、命式は本人を表すのだなと、感心してしまいました。
ラッキーカラーは、金の白、ゴールド、水の黒、土のオレンジや黄色もいいですね。