印多身弱はなぜ苦しい?中国式四柱推命で見る「静」と「動」の問題

霧に包まれた静かな湖の風景 印多身弱のイメージ 格局・命式

印多身弱とは何か

印多身弱とは何か

印多身弱とは、印星が多く、
日干のエネルギーが弱い命式を指します。

印星とは、日干を生じる五行のことです。

たとえば
日干が木なら水が印星
日干が火なら木が印星
日干が土なら火が印星
日干が金なら土が印星
日干が水なら金が印星になります。

印星は、本来日干を助ける存在です。

しかし日干が弱いときに印星が過剰になると、
助けるはずの気がかえって負担になることがあります。

これは、生じられすぎることで
日干が自力で立てなくなる状態です。

印星は「静」の気。
守る、学ぶ、受け取る、内にこもるエネルギーです。

一方、比劫は「動」の気。
決める、主張する、行動する、突破するエネルギーです。

日干が弱く、印星が多い場合、
静の気が強まり、動の気が不足しやすくなります。

そのため印多身弱は、
生きづらいと感じやすい命式と言われるのです。

なぜ印多身弱は動けなくなるのか

印星が多い人は、考える力がとても強いです。
頭がいいです。

・準備を整える
・失敗を想定する
・慎重に判断する
・知識を集める
これは大きな長所です。

身弱で比劫が弱い場合、
印星の静の気が過剰になり、動の働きが不足しやすくなります。

頭では理解していても、実行に移せないのです。

やる気がないのでも、
能力がないのでもなく、
動の気が不足しているだけなのです。


印多身弱の生きづらさの正体

印星は母の気とも言われます。

守られる環境では安心できる。
しかし外に出ると不安になる。

・自信が持てない
・人の評価が気になる
・挑戦が怖い
これらも、静の気が強いから起きる現象です。

動の気が弱いと、
外の世界が大きく見えてしまう。

けれどそれは弱さではありません。
気のバランスの偏りなのです。


中国式で見る改善のヒント

中国式四柱推命では、
五行のバランスと、その気の流れを総合的に見ます。

印多身弱の場合、
動の気を少しずつ育てることが大切です。

・小さな決断をする
・小さな発信をする
・少しだけ自分の気持ちを外に出してみる

このように、静の中にほんの少し動を足していくことで、
弱かった日干は少しずつ安定していきます。

静の人は、準備が整えば本来とても強いのです。

比劫が少し働き始めると、
印星の知識や理解力は自然に活きてきます。


印多身弱は弱い命式ではない

印星が多い人は、

・学問に強い
・理論を深められる
・人の心を読む力がある
・専門分野で力を発揮しやすい

中国式四柱推命では、
星の数だけで良し悪しを判断しません。

五行のバランスと、その気の流れを総合的に見ます。

苦しさは欠点ではなく、
静の気が過剰になっているサインです。

ほんの少し動を足すだけで、
命式の働き方は変わっていきます。


命式は総合判断が必要

印星が多いから苦しい。
身弱だから弱い。
それだけでは判断できません。

五行の点数、格局、行運の巡り。

それらを総合的に見ることで、
はじめて命式の本当のバランスが見えてきます。

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