陰陽五行に当てはめる「十二支」
四柱推命で次に覚えてほしい言葉
前回、四柱推命の基礎となる「五行十干」を紹介しました。
四柱推命では次に、必ず何度も登場するのが 十二支(じゅうにし) です。
皆さんが日常生活で必ず目にする漢字で、読みやすいものばかりです。
例えば「卯(う)」は今年の干支、「辰(たつ)」は来年の干支ですね。
十二支(読み方つき)
子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
読み方
ね うし とら う たつ み うま ひつじ さる とり いぬ い
十二支を五行に当てはめる
十二支は、陰陽五行説に基づき、それぞれが 木・火・土・金・水 のいずれかに分類されます。
十二支 → 五行
- 亥:水 → 木
- 子:水
- 丑:土 ・水 ・ 金
- 寅:木 ・火
- 卯:木
- 辰:土 ・ 木 ・ 水
- 巳:火 ・ 金
- 午:火
- 未:土 ・火 ・ 木
- 申:金 ・ 水
- 酉:金
- 戌:土 ・ 金 ・ 火
五行の振り分けは種類が多く、最初は混乱しやすいので
「こういう仕組みがある」 と知っておくだけで十分です。
十二支が表すもの
十二支は単なる動物の名前ではなく、大きな役割があります。
十二支が当てはめられる分野
- 月
- 時刻(2時間を1つの十二支で表す)
- 方位
- 季節
十二支は「12進法」、十干は「10進法」
- 1日は十二支が12個 → 2時間 × 12支 = 24時間
- 干支(かんし)は十干と十二支の組合せ
十二支と季節
- 春:寅・卯・辰
- 夏:巳・午・未
- 秋:申・酉・戌
- 冬:亥・子・丑
四柱推命では季節の五行がとても大切なので、この区分は覚えておくと役立ちます。
間違えやすい漢字(超重要)
最初に必ず混乱するところなので、ここだけはしっかり区別してください。
| 似ている漢字 | 意味 | 読み方 |
|---|---|---|
| 戊(つちのえ) | 十干 | 戊=つちのえ |
| 戌(いぬ) | 十二支 | 戌=いぬ |
| 甲(きのえ) | 十干 | 甲=きのえ |
| 申(さる) | 十二支 | 申=さる |


