日本式四柱推命と中国式四柱推命で比較する
同じ命式であっても、日本式四柱推命と中国式四柱推命では、
五行のカウント方法と重視点が異なるため、判断結果が大きく変わる場合があります。
以下は、日干が庚(かのえ)の命式を例に、その違いを比較してみました。
日本式四柱推命での五行
命式
- 年柱:辛(かのと)金 亥(蔵干:戊・土)
- 月柱:乙(きのと)木 未(蔵干:丁・火)
- 日柱:庚(かのえ)金 子(蔵干:壬・水)
- 時柱:丁(ひのと)火 丑(蔵干:癸・水)
※日本式では、地支は蔵干のうち代表となる1つのみを使用するため、
地支の五行は4つ分のみカウントされる。
通変星・五行表
- 比劫(金):2干0支
- 食傷(水):0干2支
- 財星(木):1干0支
- 官星(火):1干1支(月令)
- 印星(土):0干1支
格局判断
- 通変星・十二運による点数配分から 身旺
- 正官が月令にあり 正官タイプ
- よい五行は 丁(官星・火)
中国式四柱推命での五行
命式(蔵干をすべて使用)
- 年柱:辛 金/亥 水・木
- 月柱:乙 木/未 土・火・木(月令)
- 日柱:庚 金/子 水
- 時柱:丁 火/丑 土・水・金
倍加干合 支合
- 乙と庚が 倍加干合し、木の五行が増加
- 子と丑が 支合し、無作用となる
通変星 五行表
- 比劫(金):2干0支
- 食傷(水):0干1支
- 財星(木):2干2支
- 官星(火):1干1支(月令)
- 印星(土):0干1支
格局判断
- 財星(木)が最も強く、日干庚は財に引かれる構造
- 身弱の内格
- 喜神は 印星の土 と 比劫の金
日本式と中国式の違い
- 日本式四柱推命
- 地支は代表蔵干のみを使用
- 通変星と十二運を重視
- 結果:身旺・正官タイプ
- 中国式四柱推命
- 地支の蔵干をすべて使用
- 干合・支合・無作用を厳密に反映
- 結果:身弱・内格
まとめ
同一の命式であっても、
日本式四柱推命では 身旺・正官タイプ、
中国式四柱推命では 身弱・内格 となり、
格局判断は真逆の結果となってしまいました。
五行の扱い方と理論構造の違いによるものです。


