双子(成人)の命式を比較します
時柱の違いによる五行バランスの差
双子であっても出生時間が異なれば時柱が変わり、
五行バランスや通変星の構造には明確な違いが生じます。
以下は、日干が壬(みずのえ)の双子兄弟の命式を比較した例です。
兄の命式
命式
- 年柱:乙(きのと)木/未(土・火・木)
- 月柱:甲(きのえ)木/申(金・水)
- 日柱:壬(みずのえ)水/子(水)
- 時柱:乙(きのと)木/巳(火・金)
通変星 五行表
- 比劫(水):1干2支
- 食傷(木):3干1支
- 財星(火):0干2支
- 官星(土):0干1支
- 印星(金):0干2支(月令)
弟の命式
命式
- 年柱:乙(きのと)木/未(土・火・木)
- 月柱:甲(きのえ)木/申(金・水)
- 日柱:壬(みずのえ)水/子(水)
- 時柱:丁(ひのと)火/未(土・火・木)
倍加干合
- 壬と丁が 倍加干合 しており、天干に火の五行が増えています。
通変星 五行表
- 比劫(水):1干2支
- 食傷(木):2干2支
- 財星(火):2干2支
- 官星(土):0干2支
- 印星(金):0干1支(月令)
兄弟の命式の違いについて
兄の時柱は「乙巳」で、
木を中心に火と金を含んでいます。
弟の時柱は「丁未」で、
火と土が主体となっています。
さらに丁が天干に表れたことで、
日干の壬と倍加干合し、火の性質が強く表れています。
兄と弟は、出生時刻が約4時間異なっています。
その時間差により、時柱の天干と地支が異なっています。
当時は出産技術や医療体制の違いにより、
このような時間差が生じることもありました。
格局判断と解釈
この兄弟はともに 身弱の内格 です。
日干の壬にとっては、比劫(水)が喜神 となります。
火の五行は 財星 にあたり、
この命式では 忌神 として作用します。
弟は火の五行が強いため、
財や女性、経済活動への関心が表れやすい傾向があります。
ただし、財星は忌神であるため、注意が必要です。
弟は、両親から譲り受けた不動産を活用し、
アパート経営をされています。
取得時期は、運気の良いときであったと考えられます。
一方、兄は財星が弱く、
女性や財に対する関心はそれほど強くないとうかがえます。
双子の命式について
双子であっても、
出生時間の違いにより命式は完全に同一にはなりません。
また、育った環境によって性格や生き方にも違いが生じます。
ただし、声や顔がよく似ていると言われることもあります。


