あなたの言動の「動機」をじっと見つめたことはありますか
愛からか、それとも恐れからか…
日々、私たちが発する言葉や行動には、必ず「動機」があります。その動機に、静かに目を向けてみてください。人は、何かに突き動かされて言動を繰り返しています。そこを見つめると、自分の本質が浮かび上がってきます。
「愛」なのか、「恐れ」なのか――。
たとえば、次の行動の裏にも動機が隠れています。
例えばこんなこと…
〇 この食品を食べると病気になるから買うのをやめよう。(本当は食べたいのに)
〇 友達に「その洋服、いいね」と伝える。(本当はそう思っていないのに)
〇 「そう思うよ」と相づちを打つ。(本当は自分の意見があるけれど、嫌われたくないから)
〇 ランチに誘われてつい一緒に行く。(本当は時間もお金ももったいないと感じているのに)
〇 家猫が噛みつくので、つい余分にご飯をあげてしまう。(さっきあげたばかりなのに)←これは私です(笑)
欠点が気になる理由
人は、他人の欠点にはよく気づくものです。なぜでしょう?
実はそれ、自分の中にも同じような面があるからなんです。認めたくないけれど、同調している部分があるのだと思います。
だからこそ、まずは自分の内面を点検することが大切です。キーワードは、「愛か、恐れか」
「愛という名の自分軸」を持つ
この世で最も強いのは、「愛という名の自分軸」だと私は思います。
もうひとつ大切なのは「感謝」
愛と感謝を土台に生きることで、揺らがない自分に気づくことができます。
毎日少しずつ、習慣にしていきましょう。
「心配して言ってあげてる」という言葉の裏にあるもの
「あなたのことが心配で言ってるのよ」という言葉を耳にすることがありますが、これは注意が必要です。
「心配」は「恐れ」から来ている感情です。そこに本当の愛は、薄いのかもしれません。
占い師さんの見分け方
人生に行き詰まると、占い師さんに頼る人も多いですよね。私もそうでした。いろんな方に会いに行きましたが、まったく逆のことを言われたこともありました。
その経験がきっかけで、「自分で真実を見つけたい」と思い、中国式四柱推命を学ぶようになりました。
占い師さんを見分けるポイントは、「恐れを煽る人はNG」ということ。
不安な気持ちで相談に行っているのに、さらに不安を植えつけられたら、本末転倒です。
「当たる・当たらない」の前に、その人の言葉が愛から来ているかどうかを感じてください。
信頼できる占い師さんは、良いことばかりを言う人ではありません。
たとえマイナス面があっても、「でもこういう考え方や生き方もできるよ」と、愛を持って伝えてくれる人です。
中には、「私はこんなに修行してきた立派な人間です」と無言の圧を放つ人もいますが、占い師とあなたの人生は別物です。
だからこそ、「愛か恐れか」の視点で物事をとらえることを、日ごろから自分の中で鍛えておくことが大切です。
私は、「恐れさせる占い」は絶対にしたくありません。
なぜなら、どんな人にも必ず「愛」があると信じているからです。
それを引き出すことが、私の願いです。