冷え込みがぐっと増し、
北国や里山では朝夕に降っていた露が
白い霜に変わってくると、段々と冬が近付いてきます。
二十四節気 霜降(そうこう)
10月23日は、二十四節気18番目の「霜降」です。10月23日~11月6日 次は「立冬」になります。
冷え込みがぐっと増し、北国や里山では朝夕に降っていた露が白い霜に変わってくると、段々と冬が近付いてきます。
秋が深まり冷え込みが増す時期です。紅葉も至るところに見られ、最盛期です。
柿の木の葉は落ち、完熟した柿や木の実には鳥たちが大喜びで集まり、恵みの秋を享受します。
厳しい冬を前にして、生き物にとっても人々にとっても穏やかで幸せな季節を迎えます。
七十二候
初候
霜始降 しも、はじめてふる 霜が初めて降りるころ 昔は霜は雪と同じように空から降ると思われていたため、霜には「降る」と言う表現が用いられる
次候
霎時施 こさめ、ときどきふる ざあっと降っては晴れ間が広がる、通り雨(時雨)が多くなる季節。秋の初時雨は、人や動物が冬支度を始める合図である
末候
楓蔦黄 もみじつ、た、きばむ 紅葉や蔦が色付くと秋も本番 葉が紅くなるのが「紅葉」、黄色くなるのは「黄葉」 と区別するのは、日本人ならではの細やかさである
旬の物
食材
- リンゴ
- 小豆
- カリン
- ドンブリ(ほうき草の実)
- ショウガ
- 秋鮭
植物 生き物
- ムクドリ
- ヒヨドリ
- 紫式部