土用というと、
うなぎ・暑さ・季節の変わり目
そんなイメージを持っている方が多いかもしれません。
でも実は、土用は、ただの行事的な期間ではなく
気が切り替わるための、とても大切な調整期間 です。
四柱推命の視点を少し重ねると、
土用の本質がとても分かりやすくなります。
世間で言う「土用」とは
一般的に言われる土用は、
- 立春・立夏・立秋・立冬
- それぞれの 節入り前、約18日間 この期間を指します。
つまり土用は、
次の季節へ移る前の 準備期間。
何かを始めるよりも 整える・調える・立ち止まる そんなエネルギーが流れる時です。
四柱推命で見る「土」の考え方
四柱推命では、土は単なる一要素ではありません。
土は
- すべてを受け止め
- 混ざり
- 次へと橋渡しをする存在
木・火・金・水 すべてのエネルギーが土を通って次へ向かう
そう考えます。
そのため土は、主役でありながら、裏方でもある
とても奥深い存在です。
丑・辰・未・戌の月と「土」
四柱推命では、
月支が、丑・辰・未・戌
この4つの月は、土の気を含む月 とされます。
よく、「13日以降に生まれた人は土になる」
と言われることがありますが、
これは 分かりやすくするための目安表現 です。
実際には、年ごとに節入りの日が違うため、正確な切り替わりは暦計算が必要です
そのため、一律に何日から土、と決めることはできません。
土用と「土の月」は同じではない
ここがとても大切なポイントです。
- 暦の土用
- 四柱推命での土の月
この二つは
似ているけれど、同じものではありません。
暦の土用は
👉 季節が切り替わる前の調整期間
四柱推命の土は
👉 気の流れを受け止め、次へ渡す役割
どちらも、「整える」「切り替える」という意味を持っていますが、視点が違います。
土用は「止まる」ための期間ではない
土用というと、やってはいけないこと、止めたほうがいいこと
そんなことを耳にされた方もいらっしゃるかと思います。
しかし、本来の土用は、
怖い期間でも不安になる期間でもありません。
むしろ
生活を見直す 無理をしていないか振り返る 心と体を調える
そんなことにとても向いているときです。
土用は、次の季節を気持ちよく迎えるための
クッションのような時間 なのです。
暮らしの中の土用
四柱推命は、
特別な人のための学問ではなく、暮らしの中に自然に存在しています。
疲れやすいとき、なぜか立ち止まりたくなるとき
理由は分からないけれど整えたくなるとき
それは、土用のリズムと
あなたの体や心がちゃんと響き合っているサインかもしれません。
季節の流れを 少しだけ意識して暮らしてみる。
それだけで、毎日はずっと やさしく、穏やかになります。
土用は がんばらないための時間。
そう思って、ゆっくり過ごしてみてください。

