四柱推命では、中国式四柱推命も日本式四柱推命も、よく使われる用語があります。中国式四柱推命と日本式四柱推命は、鑑定の仕方は違いますが、共通して使われる用語もたくさんあります。
これから、よく出てくる用語ですので、覚えておいていただけたら役に立つかと思います。
命式(めいしき)
四柱推命で占うときに、一番最初に作成する、運命の表のようなものです。これがないと占えません。四柱推命は、生まれた年・月・日・時刻を表す四柱(4つの柱)があります。それぞれ、年柱(ねんっちゅう)・月柱(げっちゅう)・日柱(にっちゅう)・時柱(じちゅう)と言います。
その柱はそれぞれ上下に分かれていて、上を天干(てんかん)と呼び、あなたの五行十干が記されます。下は地支(ちし)と呼び、あなたの十二支(と、十二支を五行に変換したもの)が記されます。
男性の命式を男命、女性の命式を女命と呼び、運気の巡りが男性と女性では反対になっています。
時柱 | 日柱 | 月柱 | 年柱 | 柱 | 左の表を命式と言って、その人の運勢全般を表すものです。 |
庚 | 庚 | 戊 | 丙 | 天干 | 天干:五行十干 |
辰 | 申 | 戌 | 申 | 地支 | 地支:十二支 |
土・木・水 | 金・水 | 土・金・火 | 金・水 | 五行に変換 | 十二支を五行に変換したもの 日本式四柱推命では、蔵干と呼ばれます |
行運(こううん)とは何ですか?
行運とは2つの大きな運気を指します
行運とは、大運(たいうん)と年運(ねんうん)と月運(つきうん)と日運(にちうん)のことを言います。
命式の運気は、その人が元々持っている先天的な宿命のようなものですが、行運は、後天的な運気の波を表し、バイオリズムのようなもので、いいときと悪いときがあります。私たちは運がいいとか、悪いとか言う言葉を使うときがありますが、この行運の波が、運がいいときと悪いときを表します。この波を知っておくと、運気に沿った生き方ができるので、見通しが付きます。
大運とは、10年毎の運気のことを表します。
年運とは、毎年の運気のことを表します。
月運とは、毎月の運気のことを表します。
日運とは、毎日の運気をことを表します。
☆命式は元々持って生まれた運勢ですが、大運、年運は後天運とも呼ばれ、その人の人生に影響を与えるために、運勢を占うために使います。
大運と年運の使い方 どちらを重視するのでしょうか?
大運は10年間の大きな運気ですので、まず大運から大きな流れを読み取り、次に年運でその年の運気を占います。大運は10年間の運気ですので、年運も加味して運気を見ます。