中国式四柱推命の鑑定方法

日本式四柱推命との違い

中国式四柱推命では、生まれた時刻(時間帯)が不明の場合は、詳しい鑑定ができないためお受けできません。

四柱推命は、以下の4つの柱を使って導き出します。

  1. 生まれた年
  2. 生まれた月
  3. 生まれた日
  4. 生まれた時刻
    +生誕場所(当時の市町村名)

運気を見るときの基本

中国式四柱推命では、次の3つを中心に運気を判断します。

  • 命式(先天運):生まれながらに持つ気質・五行バランス
  • 大運(後天運):5年ごとの流れ
  • 年運(後天運):毎年の気の巡り

必要に応じて、季節運や月運を見ることもあります。

命式は、生年月日時で決まる “生まれ持った運”。
大運・年運は後天的に変化する “バイオリズム” のようなものです。

命式そのものの運気が強い方もいれば、命式は弱くても大運・年運がとても良い方もいます。

運気を見るということ

命式ではあなたの本質(先天運)を、
大運・年運では人生の流れ(後天運)を見ていきます。

毎年めぐる五行・十干によって、あなたの五行バランスは変化します。
その変化がどのように影響するのかを総合的に読み解き、鑑定でお伝えします。

四柱推命は、
「自分は何者なのか?」を知るためのツール でもあります。

良し悪しだけで判断するものではありません。
切り札をどこで使うかを知るように、
運気を “自分を生かす視点” でとらえることが大切です。

運気を知ると…

  • 長所・短所を客観的に理解できる
  • 不安が減り、安心感と自信が育つ
  • 自分らしい選択がしやすくなる

「良い」「悪い」は人と比べるものではなく、すべて自分の中にあります。

また、運気は “良いときは良いことが起き、悪いときは悪いことが起きる” といった単純なものではありません。

私が多くの鑑定経験から感じていることは、
良い波:悪い波の比率は、およそ1:3 ということです。

1/3の良いときを「少ない」と見るのか、「ありがたい」と見るのかは、自分の心次第。
残りの2/3は、ただ静かに過ぎていく時間であることも多いのです。

運気とともに、バランスよく生きる

「人生は山あり谷あり」
「人生万事塞翁が馬」

運気が良いときに調子に乗りすぎると、その反動で次の低調期がつらく感じることがあります。

逆に、運気が良くないときには無理をせず、
“丁寧に、次の波に備える”
という心構えができることも大きな強みです。

人生はバランス。
良いことも悪いこともふくめて、人生そのものです。
揺るがない “ニュートラルな自分” を育てることが大切だと考えています。

四柱推命を通して、
賢く、自分らしく、生きていただきたい。
大切な人生を無駄にしないためにも。

格局と喜神・忌神  最重要

運気を出すための土台となるのが、命式の五行バランスです。

1 身強の内格・身弱の内格・従格(特別格)を判断します。

2 そこから五行バランスを整える 喜神、乱す 忌神 を判断します。

※従格の場合は、まったく別の見方になります。
※命式では、生年月日時から導かれた五行の強弱・バランスをあらわしています。

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