通変星 食傷(しょくしょう)

四柱推命の基本
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通変星の食傷を意味する事柄は何でしょうか。食神(しょくじん)と傷官(しょうかん)の2つをまとめて食傷と言います。

食傷とは何でしょうか

日干が生み出す星、漏れ出す星を表す干を「食傷」と言います。日干から見て、子どもの星とも言います。自分が生み出す=つまり、表現する、言葉、話、言動等の意味を表します。

食傷のよい面の表れや食傷が喜神のとき

食傷がよい面として表れた場合には、食傷は自己表現ですから、様々なコミュニケーションの良さを発揮します。

  • 他人に親切を示して、手助けやお世話をしてあげる
  • 自分から漏れ出す言葉、表現力等の良さを生かして、芸術面で活躍したり、よいアイディアや技能を提案したりする
  • 自営業や商業で、他人のニーズによく気が付いたアイディアや企画を思い付く
  • 財星を生じる意味で、財星も喜神だと良さが増す
  • 人に対して気遣いができる

食傷の悪い面の表れや食傷が忌神のとき

  • 集中力がなくなり、ミスや失敗が増える
  • 特に傷官は、「傷」とあるように、怪我をしやすいので注意する
  • 物事に飽きっぽい傾向が見られるようになる
  • 言いたいことも言えずに抱え込むようになる
  • 日干を消耗させるために、事故や病気等が起きる
  • 喜神官星を剋すために、仕事面での不安定が目立つようになる
  • 困っている人を助けたいと言う気持ちがあるので、困った人を見ると放っておけないため、やり過ぎに注意する
  • 女性は男性との関係が上手くいかなくなる
  • 愚痴や不平が増える