第2回 火のエネルギー(丙と丁)
「風の時代」が進む今、私たちの内なる光や情熱がこれまで以上に輝きを増しています。
新しい時代では、外側の評価ではなく、自分の内側から湧き上がる「熱い想い」や「創造力」が人生の原動力になります。
そんなあなたの中にある「炎」のような魅力や力を映し出してくれるのが、中国式四柱推命の「日干(にっかん)」にある「火」のエネルギーです。
🌟このシリーズ第2回は、「火」のエネルギーを持つ二つの十干、「丙(ひのえ)」と「丁(ひのと)」について、あなたの内に秘める熱と光をやさしくお伝えします。
まっすぐ、しなやかに生きる力 〜丙・丁の世界〜
丙(ひのえ)=太陽 ☀️のエネルギー
魂のテーマ:明るさと情熱の光
丙の魂は、まるで燦々と輝く太陽のようです。
いつも周囲を明るく照らし、元気と活力を与える存在です。
その明るさは、自己表現の豊かさや率直さとなって表れ、困難な状況でもポジティブに前進しようとする強いエネルギーを持っています。
ただし、ときに情熱が強すぎて周囲とぶつかったり、疲れやすいことも。
だからこそ、自分のペースを大切にしながら、内側の火を上手に燃やし続けることが重要です。
丁(ひのと)=ろうそく 🕯️のエネルギー
魂のテーマ:やさしい輝きと深い思いやり
丁の魂は、静かに灯るろうそくのように穏やかでやさしい光を放ちます。
表面的な派手さはないものの、その温かさは人の心にじんわりと染みわたり、深い思いやりや繊細な感性を感じさせます。
しかし、その繊細さゆえに傷つきやすく、自己主張が控えめになりがちな一面も。
自分の内なる光を信じて、大切な人や自分自身にしっかりと向き合うことが、丁の力を輝かせる秘訣です。
🔥火のエネルギーまとめ(丙・丁)
「丙(ひのえ)」と「丁(ひのと)」という2つの日干は、どちらも「火」のエネルギーを持っていますが、そのあらわれ方は異なります。
丙(ひのえ)=太陽のエネルギー
空高く昇る太陽のように、明るくまっすぐな情熱で周囲を照らします。
丙の人は、自分の内なる想いを外へと表現し、人々に元気や希望を与える存在。
その真っ直ぐなエネルギーは、変化の中でも道を切り開く力になります。
丁(ひのと)=灯火のエネルギー
やさしく灯るキャンドルのように、繊細であたたかい光を内側に宿す丁の人。
感受性豊かで、静かな情熱を持ち、人の心にそっと寄り添いながら力を与えます。
一見控えめでも、内なる火は確かな強さと美しさを秘めています。
🌬️ 風の時代において「火」のエネルギーは、
あなたらしく光り、まわりを照らす力となります。
人と比べる必要はありません。あなたが持つ光のかたち—それが太陽であれ灯火であれ—そのままで尊く、誰かの心を温めています。
これからの時代は、「自分の光をどう使うか」が大きなテーマ。
火のエネルギーは、あなたらしく輝きながら生きるための、心強い味方になってくれるでしょう。
次回のご紹介
次回は「土」のエネルギーを持つ日干、「戊(つちのえ)」と「己(つちのと)」についてお伝えします。
土のエネルギーは、安定や豊かさ、そして支える力を持ち、あなたの人生をしっかりと支える土台となるでしょう。
どうぞお楽しみに!