二十四節気 小寒
1月6日は、二十四節気23番目の「小寒」です。1月6日~1月19日
次は「大寒」になります。
新暦では正月を終えた時期ですが、旧暦の正月はこれから。
寒さを気にする余裕もないほど、昔は正月準備で大忙しでした。
「小寒」とは、まだ寒さは最大限ではないと言う意味ですが、「小寒の氷 大寒に解く」という故事もあるほどです。「寒の入り」を迎えて寒さは一層深まります。
この日から節分までを「寒の内」と言い、立春に「寒の明け」を迎えるまでは寒い日が続きます。とはいうものの、今年は例年になく温かい日が続いている様に思います。
新暦では正月も過ぎて一段落するところですが、旧暦ではまだ、年末でした。一年の農事を終えて、正月の準備を始め、大掃除を行う等、忙しく動き回るうちに寒い時期を乗り切っていたようです。
冷え切った夜半、見上げると澄み切った夜空にさえざえと星が輝いていることがあります
白い息を吐きながら頬をほてらせ、つい星のまたたきに見とれてしまうのも、このころならではです
旬の物
食材
- レモン
- 寒シジミ
- ワサビ
- セリ
- ヒラメ
- 春菊
- コマイ
- キンメ
植物・生き物
- ヒイラギ
- 蝋梅(ろうばい)
- 南天
七草粥のありがたみについて
7日には七草粥をいただき、胃を休ませてあげましょう
・せり 鉄分 食欲増進
・なずな 熱・利尿作用
・ごぎょう 風邪の予防や解熱作用
・はこべら ビタミンAが豊富
・ほとけのざ(ユオニタビラコ) 食物繊維
・すずな(蕪) ビタミン類、消化を助ける
・すずしろ(大根) 消化を助ける 風邪予防