二十四節気 啓蟄(けいちつ)

二十四節気
この記事は約2分で読めます。

二十四節気 啓蟄

3月4日 二十四節気3番目の 「啓蟄」3月5日~3月19日です。次は3月20日の「春分」です。

ひと雨ごとに春が近付きます。今年は花粉症がひどいです。虫さんたちは花粉などものともせず元気に地上に顔を出します。冬の間忘れていた草たちが、さあ、ぐんぐん伸びるぞと伸び出してきました。この時期は嬉しいような息が苦しいようななんとも言えない季節です。

「虫出しの雷」このころは、春の雷がひときは大きくなることから、昔の人は冬ごもりの虫たちが雷の音に驚き這い出して来ると考え、春雷のことを名付けました。

まだまだ寒さは続きます。最近、お天道様が顔を出さないのが少し寂しいです。それでも、少しずつ日足は長くなり、暖かくなる気配を感じています。

七十二候

初候

蟄虫啓戸 すごもりのむし とをひらく 

冬眠していた生き物が、春の日差しのもとに出てくるころです。

次候

桃始笑 ももはじめてさく

桃の蕾が膨らみ、花が咲き始めます。

「笑」という文字が何とも可愛らしいです。

末候

菜虫化蝶  なむし ちょうとなる

厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶となって羽ばたいていくころです。菜虫は大根やキャベツの葉に付く青虫のことです。

旬の物

食材

  • コシアブラ
  • 花ワサビ
  • 新玉ねぎ
  • ニラ
  • ノビル
  • ヤリイカ

植物・生き物

  • レンゲソウ
  • ネコヤナギ