恵みの雨は降り注ぎ、植え付けた作物はすくすく生長しています。私も、先週植えたサツマイモの苗が何とか根付き、ほっとしています。一年で一番日が長い夏至を過ぎると、夏に向かって暑さが増していきます。
宇宙エネルギーが最大限降り注ぎ、陰と陽の切り替えの日です。午前中は少しやる気が起きなかった方も、午後にはやる気がみなぎっているのではありませんか?
二十四節気 夏至
二十四節気10番目の 「夏至」6月21日~7月5日です。次は7月6日の「小暑」です。
「夏至」とは地球が太陽に対して最も傾斜角度が大きくなる時点のことを指します。具体的には、北半球では6月21日またはその付近にあたります。この日は一年の中で昼間が最も長く、夜が最も短い日です。太陽が最も高く昇る位置にあり、日射量も最も多くなります。冬至と比べると、昼の長さが約5時間も長いです。
このころには、どの農家も苗植えや田植えは終了していて、忙しさも一段落しているのではないでしょうか。収穫が待ち遠しいですね。
日本では、夏至は古くから節気として知られ、農作業の時期や暦の基準として重要視されてきました。また、夏至の日にはさまざまな風習や行事があります。
七十二候
初候
乃東枯 なつかれくさ、かるる 冬に目を出した夏草枯(がごそう)がかれていくころ 別名ウツボグサ 枯れゆく花を思う、優しさに溢れる言葉
次候
菖蒲華 あやめ、はなさく アヤメは梅雨の到来を告げる花 カキツバタやショウブと似ているが、花びらに網目模様があるものがアヤメとされる
末候
半夏生 はんげ、しょうず 半夏(からすびしゃく)が生えると田植えを終えるのが目安である このころ半夏生(はんげしょう)の草の葉も白く染まる
旬の物
食材
- 水ナス
- ジュンサイ
- キュウリ
- オクラ
- 実山椒
- はも
風物詩・習わし
- キビタキ
- ニイニイゼミ
- ネジバナ
- 祇園祭 京都八坂神社の祭礼 7月1日から1か月間行われる