2月4日、立春。
暦の上では、ここから新しい一年が始まります。
立春は、何かが一気に動き出す日というより、
とても静かに、でも確かに
エネルギーの向きが切り替わるタイミングです。
寒さはまだ残っていて、
目に見える変化はほとんどないけれど、
水面下、木々の内部では、確実に流れが変わっています。
立春から春分までの時間
立春から春分に向かうこの時期は、
本格的に動き出す前の「調整と準備」の時間。
テーマは、「手放し」
焦らなくていい。
今日と明日ですべて終わらせなくてもいい。
完璧に整理しなくてもいい。
「何を手放したいのか」を、思い出すだけでいいのです。
物を手放すということ
物を手放すことの意味は、
本当は、感情を手放すことなのではないかと、いつも感じています。
その物にふれることで、
少し気になることを思い出す。
なんとなく引っかかる。
どうしようか、これ。まっ、いっか、今度で…。の繰り返し
そこには、
決められず、
何を信じたらいいかわからなくなっている
自分がいます。
そんなとき、
私たちのエネルギーは、静かに奪われていくことに気づいてはいません。
先延ばしと人生の選択
少しずつ、日延べ延ばしにしていること。
それは、人生の在り方にも通じます。
人生とは、
一瞬一瞬の
覚悟・勇気・そして選択の連続。
どうしよう、どうしよう、と迷い続け、
決めないまま一生が終わってしまう。
一度だけ、
自分の心に問いかけてみてください。
本当に、そのままの自分でいいですか。
火のエネルギーが前に出る年
立春から始まるこれからの流れは、
「木」のエネルギーから、「火」のエネルギーの流れへと移っていきます。
木は、育てる、整える、準備する力。
火は、表す、照らす、動かす力。
火は、
内側にしまってきたものを外へ出し、
本音や違和感を、はっきりと照らします。
だから、誤魔化しがききません。
庚の人にとっての火
やりたいのにやらない。
違和感があるのに見ないふりをする。
そういう在り方は、自然と苦しくなっていきます。
特に、命式に火を持つ人、
そして庚の人。
庚は、硬い金属。
火に照らされることで、
余分なものが落ち、
本来の強さが現れます。
今年の火は、
壊すためではなく、
本質に戻るための火です。
立春は 火を灯す日
今まで心の奥に秘めていた
やりたいこと、なりたい自分。「私はこう生きたい」
その小さな本音に、火が灯り始める。
立春は、その火を灯す日。
まとめ
新しいスタートは、
遠い未来ではなく、今この瞬間から。
先の心配よりも、
今日一日の時間を、
丁寧に、気持ちよく使いたい。
それが、
立春前後のいちばん大切な準備なのだと思います。

