丙(ひのえ)と丁(ひのと)の大きな違い

夕暮れの太陽と、手前で燃える焚き火。陽の火・丙と陰の火・丁をイメージした風景 陰陽五行説

同じ「火」の五行に属する丙と丁。

けれど、丙は陽の火、丁は陰の火

同じ火でも、その姿はずいぶん違います。

丙(ひのえ)は「太陽」☀️

丙は、空に輝く太陽。太陽は、自分から光を放ちます。

誰かに頼まれたから照らすのではなく、そこにあるだけで、あたりを明るくします。

そして太陽の光は、一人だけを選んで照らすものではありません。広い範囲を、分け隔てなく照らします。

だから丙には、外へ向かって大きく広がっていく力があります。

ただ、太陽の光がいつでも心地よいとは限りません。

暖かくてありがたい日もあれば、
真夏には「暑すぎる!」と思われることもある🤣

丙の強い光は、大きな力になる一方で、
強すぎれば相手にはまぶしく感じられることもあります。

丁(ひのと)は「灯火」🕯️

一方、丁はろうそくやランプのような灯火にたとえられます。

太陽のように空から広い範囲を一気に照らすのではなく、
ある場所から、その周囲を照らす火です。

暗いところに小さな灯りが一つあるだけで、
ほっとすることがあります。

丁には、必要なところを照らし、温める力があります。

でも、丁は決して「小さくて弱い火」という意味ではありません。
ろうそくの火もあれば、
焚き火もあり、かがり火もあります。

火が集まり、燃えるものが十分にあれば、
大きく燃え上がり、強い熱を生み出すこともあります。🔥

同じ丁でも、その火の大きさや燃え方は、
周りの環境によってずいぶん変わるのです。

そして火は、風が吹けば揺れます。
風によって消えてしまうこともあれば、
反対に風を受けて勢いよく燃え上がることもあります。

ここにも、太陽である丙とはまったく違う「火」の姿があります。

同じ火でも、こんなに違う

丙は太陽。空から広い範囲へ、自ら光を放つ火。

丁は灯火。一つの場所から燃え、周囲を照らし、温める火。

だから、

丙は強い火、丁は弱い火
という単純な違いではありません。

同じ「火」でも、
陽の火と陰の火では、光り方や燃え方が違うのです。

太陽には太陽の役割があり、
灯火には灯火の役割がある。

四柱推命の十干を自然界の姿に重ねてみると、
同じ五行の中にも、それぞれ違った性質があることが見えてきます。☀️🕯️