中国式四柱推命と日本式四柱推命の違い 干合はどう使うの?

中国式四柱推命と日本式四柱推命の違い
この記事は約1分で読めます。

干合は見逃さないで

私が中国式四柱推命を学んで驚いたことは、「干合」の扱いでした。日本式四柱推命では、三木照山先生の「四柱推命の完全独習」を元に学んでいました。その本には、

「干合とは、十干のうちの陽干と陰干とが手をつなぐことで、他の五行の1つになることもあります」

との記載がありましたが、1度も手をつないだ命式を見たことはありませんでした。

日本式を学んでいるときは、干合する2つの干は、相性がとてもよいか、腐れ縁と教わり、日本的なニュアンスで分かったような分からないような感想を持ちました。

中国式四柱推命を習ってからは、干合の変化について学び、すっきりしました。

干合は主に、命式内の隣り合っている天干の間で起こります。干合は3種類あります。変化干合、無作用干合、倍加干合です。それぞれにいろいろな条件があり、最初は、覚えて活用するまでに時間がかかりましたが、今では慣れてきました。

干合は、行運(大運、年運、月運)でも起こります。そのため、大運や年運に干合があると、五行のバランスが大きく変わるので、運気が変わります。干合をスムーズに扱えることは、中国式四柱推命の醍醐味だと考えます。