ギラギラと太陽が降り注ぐ中、暦の上では立秋を迎えます。昨夜は珍しく雨が降ったようです。朝がいつもより涼しく過ごしやすかったです。秋と言っても、今年の猛暑、信じがたい方もいらっしゃるでしょう。
それでも、夏至を過ぎ、次第に日暮れが早くなり、日照時間が減少しているからでしょうか、夏草は少し弱々しく緑色も薄目です。時折り、吹く風に涼しさを感じます。季節はいつも次の季節を内包しています。同じ場所で同じときに、2つの季節を感じられる独特な感覚は、日本人ならではのものでしょう。
二十四節気 立秋(りっしゅう)
二十四節気13番目の 「立秋」 8月7日~8月21日です。次は8月22日の「処暑」です。
秋の語源は「収穫が飽き満ちる」「空が清明(あきらか)」「草木が紅く(あかく)なる」等と言われ、言葉にも秋の風情が込められています。
我が家の植木鉢の下ではたくさんのコオロギが元気に遊んでいました。やっと、自分たちの出番だと言わんばかりに。。。。
七十二候
初候
涼風至 すずかぜ、いたる 暑い風の中に、時折涼しい風が交り始めるころ 日差しは強いけれど、夕刻に始まる虫の音に秋の気配が
次候
寒蝉鳴 ひぐらし、なく 日の出前や夕暮れときに「カナカナカナ。。。」と、ヒグラシの声 終わりゆく夏を惜しんでいるかのようである
末候
豪雨升降 ふかききり、まとう 朝夕の気温が下がると、森や水辺にひんやりとした白い霧が立ち込める 秋の始まりを告げる幻想的な風景だ
旬の物
食材
- ナシ
- トウモロコシ
- ブドウ
- アワビ
- クルマエビ
- スルメイカ
- 生トウガラシ
風物詩・習わし
- アサガオ
- ヒマワリ
- サギソウ
- 蚊取り線香
- トウモロコシご飯
- 花氷 フルーツ氷 製氷皿にシソの花やローズマリー、レモン、ベリー等を入れて凍らせると、カラフルで涼し気 そのままかじったりドリンクに入れる等して、涼を楽しんで