従児格と身弱の内格との違い

感想
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はまきた産業祭出店の感想

はまきた産業祭の出店では、短時間で簡単な内容ではありましたが、占わさせていただいたところ、大勢のお客様がいらしてくださりありがたかったです。

占いに興味をそそられる方と、興味がない方に分かれるのはよく見られる光景です。

興味がある方は、最初から訪れてくださいます。自分のことを知りたいと言う方、アドバイスを受けて少しでも生活をよくしたいと言う気持ちの方、現状に対する不安な気持ちのある方、子育てに生かそうと言う方、様々なタイプの方がいらっしゃいました。

それでも、話が終わるころには、安心感のある表情でお帰りになられるので、よかったなと思われました。

ご自分でスマホで占ったら、3年後に、よくないことが起きると表示されて、心配になったと言う方もいらっしゃいました。そんなことはないですよ。と、お伝えすると、安堵されていました。

人の心理として、思い込みのバイヤスがかかってしまうと、どうしても、負のループから抜け出せなくなるものです。思い込みと言うのは、不安な気持ちがベースにあります。

不安なときって、暗いことばかり考えがちになるので、注意しなくてはいけませんね。

そんな重たい気持ちが少しでも軽くなっていただけることを、常々願っています。

多かった従格のお客様

以前にもお話しましたが、四柱推命には、格と言って、その方の命式内の天干や地支の五行のバランスにより、内格と外格に分類されます。

内格は、五行のバランスが整えられるような命式で、日干が強い身強の内格と、日干が弱い身弱の内格に分かれます。

外格は、五行のバランスが取れずに、何か秀でた五行があるような命式のことを言い、通変星で言うと、どれが最も強いかにより、呼び方が異なります。

従児格、従財格、従殺格は身弱の外格

従旺格、従強格は身強の外格になります。

上記のようにまとめるとすっきりと見えますが、この分類と言うか、見分け方がなかなかの曲者です。

偏り方にも様々あり、余り五行の差がなかったり、天干の関係性によったり、日干が陽干か陰干かの違いだったり、相剋の関係があったりなかったり等々、しっかりと見なくてはいけないので格を見つけ出すことはとても難しいです。

はまきた産業祭では、それほどには多くないはずの従格(外格)のお客様が多かったので、驚きました。

4人家族内で3人が従格と言うご家族もいらっしゃいました。

従格はいずれかの五行が秀でているために、はっきりとした性格の方が多いです。

子育てをされているご両親にとっては、お子様のことが少しでも分かり、気持ちが楽になったことと思います。

従児格と身弱の内格の違い

食傷が多くて、一見、従児格(食傷が最も強い格)に間違えそうなお子さんがいらっしゃいました。最初は従児格かと思いましたが、比劫を強める印星があったので、従児格にはなりませんでした。

従児格と身弱の内格では、喜神、忌神が反対になるので、丁寧に命式を見て格の判別をしています。

従児格でしたら、食傷はよい働きをしますが、身弱の内格ですと、食傷は悪い働きになってしまいます。

食傷とは、日干が生み出す星を表します。日干と言う自分が生み出すもの、つまり、表現を表します。

表現力を表す食傷がいい働きをする場合には、

アイディア、クリエイティブ、話す、書く等の言語活動、他人に対しての親切心、自由を求める心等を生じます。

食傷がよい働きをしない場合とはどういうことでしょうか。

身弱の人は、日干のエネルギーが弱いため、食傷を生じることができないため、よい働きをすることができないのです。日干が弱っているのに、食傷にエネルギーを奪われると、ますます日干が弱ってしまうのです。

意思が弱い、持続力がない、考えずに行動する等があります。

食傷がよい働きをしない場合には、食傷が生み出す財星もよい働きをしませんので、財運も悪くなる傾向にあります。