陰陽一対(いんよういっつい)

陰陽五行説
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私の好きな四文字熟語です。

陰陽一対

「陰」と「陽」で全ては成り立っています。時々、ネガティブが悪くてポジティブがいいと思っている人がいます。ポジティブもネガティブもその人の一面であり、その両方で人は構成されています。また、「あの人は良い人、悪い人」と言う表現もたまに聞くことがあり、その言い方もしっくりきません。誰にでも他人から見たら「いい面」も「悪い面」もあるから、一概に「いい人、悪い人」と判断するのは、その人の一面しか見ていないんだと思います。

四柱推命でもおなじみの陰陽論は、この宇宙の全ては「陰」と「陽」から成り立っていると言う概念です。時々見かけける「太極図」は左側が陽を表し、右側が陰を表しています。陰と陽ががっちりと組み合わさって円が形成されています。この図のように陰と陽は互いになくてはならなく、両方があってこそ片方の意味が生きるのです。切っても切り離せないものです。そして、どちらが良い、悪いもありません。ただ、現象として起きているだけです。

ポジティブがありネガティブが生きる ネガティブがあってポジティブが生きるのです。ただ、どちらかに大きく振れると、戻ろうとする反動で、反対に大きく振れることになり、苦しむことはあります。

陰陽一対と言う言葉を知っていれば、ニュートラルの視点から物事をとらえることができると思います。物事を冷静に判断し、客観的に生きるためにはニュートラルの立ち位置でいることが大切だと私は思います。