二十四節気 小暑

二十四節気
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青い空が広がり、太陽が顔を見せると、気温はどんどん上昇中。風は温かく、夕方には気持ちのよい風が吹き、少しホッとできます。近所の犬の散歩の人たちも、このころに歩き出します。

夏には、「朱夏」と言う呼び名もあります。暑い夏のイメージを当てはめてたものです。季節に色を当てはめる感性は素敵です。

二十四節気 小暑(しょうしょ)

二十四節気11番目の 「小暑」 7月6日~7月21日です。次は7月22日の「大暑」です。

「小暑」の時期は、梅雨が終わりを告げ、本格的な夏が到来するときです。気温の上昇とともに、セミの鳴き声やカブトムシの姿も見られるものです。オシロイバナが咲き始めたら、子供たちは、オシロイバナで遊ぶものでしょうか。昔は落下傘を作って遊んだものです。

夏にしか咲かない花の色をたのしんだり、夏ならではレジャー等を満喫したりしてみましょう。

暑さをねぎらう便りとして、暑中見舞いを出すのもこのころです。しばらく会っていないお友達や知人に暑中見舞いを書いてみたら喜ばれると思います。

七十二候

初候

温風至  あつかぜ いたる 風が熱気を運ぶころ 梅雨時の南風を黒南風 梅雨明けの南風を白南風と呼んでいたと言われる 

次候

蓮始開  はす、はじめてひらく  夜明けとともに、ゆっくりと蕾をほどくハスの花 水面からスッと伸び、幾重もの花びらを開く様子はとても幻想的

末候

鷹乃学習  たか、すなわちわざをならう  5月-6月ころに生まれた鷹のヒナが、巣立ちの準備を始めるころ 飛び方を覚え、獲物の捕り方を練習し、一人前になっていく

旬の物

食材

  • ゴーヤ
  • ミョウガ
  • 冬瓜
  • ニンニク
  • インゲン
  • カレイ
  • アナゴ

風物詩・習わし

  • サルスベリ
  • 土用入り
  • 七夕 五節句の一つ
  • 東北三大七夕祭り