陰陽五行説 十干

陰陽五行説
この記事は約2分で読めます。

陰陽説(いんようせつ)と五行説(ごぎょうせつ)が元になった四柱推命

陰陽説について

中国には陰陽説がありました。この宇宙、この世の森羅万象を性質が対照的な異なるものである「陰と陽」で表現しました。例えば、月と太陽 地と天 夜と昼 左と右 女と男 等です。この区分法は、論理的で明快なために、中国思想の根本となりました。

五行説について

五行説は、紀元前5~4世紀に生まれました。五行は「木 火 土 金 水」の5つの要素です。行の意味は、進むですから、5要素が順に進む→巡ることを表しています。

五行十干(ごぎょうじっかん)について

五行十干とは何ですか?

陰陽説と五行説を合わせて、五行十干と言います。つまり、5つの要素が、陰と陽と言う性質が真逆な2パターンにそれぞれ分かれるので、5(木 火 土 金 水)×2(陰 陽)=10(干)となります。

五行十干のことを十干とも言い表します。

四柱推命で最初に覚えてほしい言葉は 五行十干

四柱推命を最初に習うと、これから何回も何回も必ず出て来る言葉があります。見たような漢字ですが、なかなか読めません。私も最初はたった一文字覚えるのに苦労しました。何回も読み何回も書いて覚えました。中国から伝わった言葉ですから、難しかったのも無理はありません。その言葉を紹介したいと思います。

甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸

漢字がずらり、読めませんよね。でも、ちらほら見たような漢字ですよね。日常生活でも使われていますが、読み方は違います。今回は、上記の読み方を記したいと思います。

五行十干(ごぎょうじっかん)の読み方 

    甲 きの     乙 きの      

    丙 ひの     丁 ひの 

    戊 つちの    己 つちの 

    庚 かの     辛 かの

    壬 みずの    癸 みずの    

☆兄を 弟を と読ませました。木の兄は甲 木の弟は乙 と言う意味合いです。

五行十干を陰と陽に分けてみましょう

陽の五行

 きのえ    ひのえ    つちのえ    かのえ    みずのえ

陰の五行

 きのと   丁 ひのと   己 つちのと    かのと    みずのと

 

五行十干を 五行に分けてみましょう

  甲 乙       丙 丁        戊  己  

  庚 辛       壬 癸