空亡は本当にないのかな?

中国式四柱推命と日本式四柱推命の違い
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中国式四柱推命占いでは空亡は使わないと述べましたが、空亡とはどのようにとらえたらよいのでしょうか?そのことについて検証をしていきたいと思います。

日本式四柱推命占いでの「空亡」の扱い方

私は、日本式四柱推命も行っていました。今でも、時柱(生誕時刻)が分からない人には、中国式四柱推命ができないため、日本式四柱推命で簡単に占わされていただいています。そのとき、地支の空亡は使わないようにしています。

日本式四柱推命占いをしていたときの私の考え方は、「空亡の時期には宇宙のエネルギーがいつもよりも弱まるから、生活の仕方に気を付けてくださいね。」こんなニュアンスでお伝えしていましたし、全く無視はできないものだと思っていました。皆さんには、こんな感じでお伝えしていたので、特別に悪いことが起きたと言うお話は聞いてはいません。

次第に、「空亡神話」にとらわれ過ぎるのは運気の流れを止めてしまう様で、お伝えの仕方には気を付けなければいけないと思うように変わってきました。空亡だ大殺界だと、ある占い師さんのように、「ズバリ」言われてはたまりません。「空亡」は、人を脅かす道具であるはずはありません。

中国式四柱推命で空亡が当たる人

四柱推命をして、空亡が当たる方もいらっしゃいます。基本的には、喜神、忌神であなたの運気を占います。行運(大運、年運、月運、日運等)の忌神が、あなたの空亡の干支と一致すれば、当たったと言うことになり、よくない出来事が起きた。

だから、空亡が当たったに違いないと言うのだと思います。

私は、今でも「空亡」の扱いは難しいと思っています。中国式四柱推命占いでは、扱わない占い方が主流だとは思いますが、そうだとしたら、どこから「空亡神話」が生まれたのかは気になるところです。

「空亡」に対する考え方

私は今は、中国式四柱推命占いをしていますので、「空亡」は使ってはいません。しかし、何かしら気になるのが「空亡」の時期です。

どうして、こんなことを言うのかと言うと、私の「空亡」は「戌亥」です。「空亡」月は、大体、10/9(その年の節入り日)-12/6(その年の節入り日)になります。

今日、突然、「空亡」についての記事を書きたくなったのも、今までの自分の印象として、よくない出来事が「空亡」月に、結構あったことを思い出したからです。昨日は、家の空き地にあった大きな石に車のバンパーをぶつけて取れてしまったけど、歪んだままはめました。昨年は、その1日前に、車のバンパーをブロックの角に当てて、ひどかったので交換しました。1日違いで、どうしてこんなことが?と思ったときに、「空亡」月だからかなと、浮かびました。

私は戌は忌神ですが、亥は喜神ですので、何とも判断ができません。

もしかしたら、日本式の四柱推命で、「空亡」によるエネルギー不足を懸念し過ぎて、戌亥月の嫌な出来事だけを印象強く覚えているだけかも知れません。

ただ、「空亡」については、どうして日本式四柱推命では扱い、中国式四柱推命では扱わないかが気になり検証中です。今後も深く学んでいきたいと思っています。